コレステロールを味方に付けよう|実は頼りになる存在

女の人

血管の健康に役立つ青魚

サプリメント

動脈硬化予防に高い効果

3大栄養素と呼ばれる炭水化物・たんぱく質・脂肪は、いずれも人間が生きていく上で欠かせない成分です。このうち脂肪には動物性と植物性の2種類があって、植物性脂肪の方は健康に良いイメージがあります。動物性脂肪の摂り過ぎは、肥満やさまざまな生活習慣病の原因になりかねません。そんな動物性脂肪でも、魚の脂と牛や豚など動物の脂では性質が異なります。中性脂肪やコレステロール値を上げる動物の脂には、血液をドロドロにする飽和脂肪酸が多く含まれているのです。不飽和脂肪酸が多く含まれる魚の脂には、逆に中性脂肪とコレステロールを減少させて血液をサラサラにする効果があります。特に青魚は不飽和脂肪酸の一種EPAが多く含まれており、この成分に高い動脈硬化予防効果があることが判明しました。日本人はもともと魚食文化の国でしたが、ライフスタイルが欧米化するに伴って肉食が増えています。そのため飽和脂肪酸の摂取量が増え、逆にEPAなど不飽和脂肪酸が不足しがちとなっているのです。青魚が健康に良いことは知りつつも、美味しい肉も食べたいという人は少なくありません。そんな人たちの間で、EPAを配合したサプリメントが人気を集めています。

血管年齢の若返りに効果

日本人以上にEPAの健康効果が実証されている人たちもいます。北米の北極圏に住む民族は昔からアザラシなどの海獣を主食としてきました。それでいながら、ヨーロッパ人と比べても心筋梗塞など冠動脈疾患にかかる人の割合は著しく低いのです。その理由はアザラシが食べる魚にあります。アザラシを仲介者として、北極圏の住民は魚のEPAを大量に摂取していたのです。心筋梗塞や虚血性心疾患は、血液の固まりが冠動脈に詰まることで発症します。EPAには血小板が固まるのを抑える働きがあるため、血栓ができにくくなります。こうしたEPAの効果は医学的にも実証されており、実際に抗血小板薬の材料として使われているのです。そのような薬は病気にならないと使用できません。むしろ心筋梗塞などの病気にならない健康な体を維持するため、EPA配合のサプリメントが役に立つのです。EPAサプリメントを毎日適量ずつコツコツと摂取することで、血液と血管が健康になっていきます。EPAサプリメントを賢く利用して不足しがちな栄養分を補っていけば、体質も徐々に改善されます。こうしたサプリメントを生活の一部として取り入れている人は血管年齢も若いものなのです。